▼担当学生記者
山室佑介(22歳:取材時)
▼取材日
2004/3/31(水)
▼取材時間
▼取材地
▼取材の雰囲気
とてもアットホームな取材でした。この日は天気もよく絶好の取材日和。取材場所のJAXA事務所からは海も見え、とても気持ちがよかったです。
油井さんは本当に優しい方で、すごく楽しそうにお話してくださったので、聞いている私たちも楽しくなりました。真剣な話あり、笑い話ありのとても充実した取材でした。
油井さんはとても優しく、そして自分の夢を決して諦めない意思の強さを持った方でした。
油井さんは何度も諦めようと思ったけどそのたびに、「今やめたら一生後悔する。それは嫌だからとにかくやれるだけやってみてそれから考えればいい。」と思ってがんばったそうです。
僕はこれまでやりたいと思っていることがあっても、頭の中でいろいろ考えて結局行動に移さない、ということが結構ありました。自分には無理だとか思ったり、言い訳をしたりして。でもそれってやってみないとわかんないんですよね。できるかできないかなんて頭で考えたってわからない。とにかく精一杯努力してみるということが大事なんだと思います。
本当にやりたいことができたとき、なにもせずに諦めたら絶対自分も後悔する。それだけは嫌です。これからは少しでもやりたいと思ったらとにかくまずやってみる。常に行動し続けていきたいと思います。
油井さん、ありがとうございました!
私は気になっている事を、よく心の中でウヤムヤにしてきました。考えることから逃げて、楽をしたかったからです。例えば、課題を与えられて、駄目だと思いながらも、楽をしたいあまり他人の作品を無断で借用したり、団体に所属して、楽しく感じていないにも関わらず辞める事は考えないで義務的に取り組む事で楽をしたりしておりました。つい最近まで、こういったことの積み重ねだったと思います。
考えることから逃げると、自分だけでなく周りの人に迷惑をかけてしまうことがあります。そうならないよう、少しでも気になることから逃げないで、頭を使っていきたいと思います。
私は目先のことにとらわれて、大学を卒業したらどうするか、という視点から将来を考えがちだったけれど、そうじゃないことがわかってきました。夢があってこそ、自分のありたい姿が決まって自ずと将来が見えてくるのだと思います。
私はまだまだ周りに夢を与えられる存在ではないけれど、自分の夢を追い続けられる人間でありたいです。
油井さんは二度の浪人と大学院での他人との能力の差という自分の夢との葛藤を経て今の仕事に就いているのですが、そんな油井さんが夢を諦めずにいれたのは子供の頃抱いた太陽や星の本質を知りたいという思いだったそうです。親でもない友達でもない小さな好奇心だけを常に前に進む原動力にしていた油井さんに人間としての力強さを感じました。自分はこうありたい!と小さくても目的をもって努力することが最近の私には欠けていると感じていたので今回油井さんのお話を聞きとても刺激になりました。
また油井さんは世界を旅することが好きで学生時代から今までいろいろな国に行かれたそうですが、言葉の壁を越えた人との出会いを通じて「分かり合えないのが現実、分かり合おうとすることが大事」と感じ、それがきっかけで仕事場において対立した時にも相手には相手の立場や視点があるんだ、という柔軟な気持ちをもてるようになったとおっしゃっていたことがとても印象的でした。人間はそんな簡単に変われないのが現実ですが、油井さんは人や環境を受け入れる強さをいろいろな経験から自分で養っていったのではないかと感じました。
大地や地球を守り子供達が感動する環境を作るために大人も夢を持ち続けなくてはいけないという油井さんの思いが油井さん自身の経験からまっすぐに伝わってきて、とても温かい取材でした。