審査時は決算書から納税証明まで必要書類は多い

アイフルビジネスファイナンスの概要

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アイフルグループの貸金業者

アイフルビジネスファイナンスは消費者金融で有名なアイフルのグループ会社です。
事業者用ローンがメインですが、ファクタリングも商品化しています。

銀行よりも審査や手続きが甘い分高い金利を取る街金商法ですが、中にはそれでも限度額をオーバーする顧客が出てきます。
さすがにこれ以上の貸付は危険と判断された場合にノーリスクで資金調達を提供できるファクタリングにたどり着いたとうわけです。

既にローンで囲っている顧客向けのサービスで、多額の広告費を掛けてまでファクタリングのみの新規客を狙うような動きはありません。

取引形態と手続き

3社間取引のみの扱いとなり、必ず売掛先企業の承認が必要になります。
また契約書で「債権譲渡の禁止」が織り込まれている場合は別途譲渡承認が必要です。

必要書類も決算書二期分・取引証明・通帳・納税証明と借入並の資料を揃えなければなりません。
司法書士による債権譲渡登記、債権譲渡担保登記も必須で資料集めに一苦労しそうです…

手数料は2.0％以下

表記されている手数料は前払手数料1.2％、事務手数料0.8％で計2.0％以下と記載されています。
この他司法書士に関わる費用は別途掛かりますが、比較的良心的な設定でしょう。

特に買取金額が多額になる場合は0.1％でも低いところに依頼したいものです。
売掛先の承認が容易で各種書類の準備が整っていれば積極的に候補に入れてみてはどうでしょうか。

貸金業登録は一つの安心

ファクタリングは貸金に該当しないため、多くの中小会社が挙って参入しています。
中には資本金数十万円、従業員数人の会社が"恰も銀行"ばりのHPで運営しているところも少なくありません。

アイフルビジネスファイナンスは3社間ファクタリング専門とはいえ、資本金1億円・従業員120人の規模があり、大手消費者金融アイフルのグループ会社です。
本業の貸金ビジネスでは関東財務局から許認可を得ているので、法外な対応をされる心配はなさそうです。