取引金額・債権信頼性により、手数料交渉余地もある

サードアイの概要

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親会社のRSJホールディングスとは？

まず気になったのが、サードアイの電話番号が｢RSJホールディング内｣と明記されていることです。
独立したオフィスを持っているわけではなく、間借りしていることが想定されます。
都合の悪い話を隠さずに明記している点は評価できますが、親会社を含めて信頼性はどうなのでしょうか？
RSJホールディングスについて調べたところ、公式ホームページの用意がなくDODA(転職サービス)で会社概要の一部が紹介されていました。
要点をまとめると、資本金2,700万円、従業員5名でグループ子会社への投資業務をメインにしているようです。

つまりRSJホールディングスはベンチャー企業の応援をしている会社で、サードアイはその子会社になっています。
法人としては独立していますが、オフィスを間借りしたり事務や経理業務は親会社の人材を使っている可能性が高いです。

運営費用を最低限に抑える運営方針は悪くはないのですが、創業7年の実績がある中で未だにオフィスから独立できていないのは、仕事がそれほど多く持っていないことが考えられます。
また、担当者は代表の鈴木氏で基本的にはファクタリング業務は1名で行っていることが考えられます。

親会社の規模はそれなりなので資金力は問題ないかもしれませんが、規模が小さく担当スタッフが1名なのでフットワークは期待できず、利用するタイミングによっては資金調達まで時間がかかる懸念があります。

介護・障害・医療に強い

診療報酬をはじめ、健康保険や介護保険などが絡む債権のファクタリングを得意にしています。
診療報酬債権を専門に扱うライバルは多数ありますが、障害者自立支援給付費等債権の買取を積極的に行っているところは全国的に見ても少ないです。
保険や給付金債権の中でも、障害系で資金調達したい方は一度相談してみる価値が高い業者だと評価できます。

手数料は高めか？

手数料の明記はなく、顧客ごとに案件を精査のうえ条件提示が行われます。
小規模業者ではありますが、薄利多売のスタイルではないため価格勝負の営業はしていません。
ただし、売掛債権の金額が多い高額利用の場合は、債権の信頼性が高いことを条件に小規模業者ならではの交渉余地をもっているかもしれません。